岡田三彦、萩往還を走る！！

第１２回萩往還マラニック大会２５０キロを走って

岡田三彦

プロローグ

昨年１０月、この大会の案内がきて、すぐに２５０Ｋｍの部に出場をきめ、申し込み金３万円を振込みました。日が近づいて迷ってはいけないと思ったからです。そのために日の出をみるため夜中走り、神戸大阪をゆっくり走る練習を１回ずつですがやり、２、３月にレ－スを９回走りって疲れのピ－クを持ってきて、４月は体力温存の温存にはかりました。それも今年最大の目標のこのレ－スに完走するためでした。

平成１２年５月２日

スタ－トは午後６時のため、神戸を車で午前４時に出発、山口県瑠璃光寺（山口県庁近く）午前１０時着。昼食休憩のあと、３時より説明会。まわりはすごい人ばかりに見えました。途中工事中のため、距離が３．５キロ遠回りになったとのこと。２５０キロの中だから、わずかでしょうというおおざっはな説明。

午後６時、いよいよスタ－ト。瑠璃光寺の五重塔が夕日に映えて見事。危険防止のため、５０人ずつ５分間隔のウエ－ブスタ－ト。全員で２４０名参加。

５月３日

５月４日

明け方、萩を超えて、笠山へ、この間、福岡の古屋さん、友野さん、アドバイスを頂き、たいへん世話になった。ありがとうございました。
笠山の虎ケ崎のＣＰから萩にもどり、東光寺を経て、いよいよ萩往還道だ。しばらくすると、７０キロ、３５キロ出場の選手とすれ違う。ほぼ、全員の方が、私のＡゼッケンをみて、（Ａ２５０キロ、Ｂ１５０キロ、Ｃ７０キロ、Ｄ３５キロ）拍手で走りながら迎えてくれる。最初はうれしかったが、道がけわしくなるにつれて、それも苦痛になってくる。途中道に迷ったが丁寧に教えてくれたのが、Ｂ１５０キロ１位の人だった。時間が遅れるにもかかわらず、しばらく私とつきあってくれた。萩往還道の下りは石畳で足にくる。残り３キロ脱水症状で、足がうごかない。また、足は血豆だらけ、なんとか、それでも、４４時間３５分２６秒でゴ－ル。待っていてくれた、家内の声が聞こえた。ゴ－ルとともに泣いてしまった。本当にいい経験をさせていただき、本当に楽しく走れました。
なんでも、僕のように、フルマラソン以上を走った事なく、２５０を完踏したのは、本当に少ないらしい。

萩往還リザルト

参加２４０名…４８時間以内にゴ－ルしたのは、９０名。

私、岡田三彦は、４４時間３５分２６秒で３３位でした。

反省点

荷物はできる限り少なくする事。その時の天候に合わせて、服装を注意する事。ウルトラ用の靴が必要、また、休憩地点では、足のアイシングをできたらする事。できる限り食事は充分に取る事。
来年も出るのかとよく聞かれますが、今年の１０月頃、決めようと思っています…たぶん出ません。

メールは、こちら picosum3131284@ezweb.ne.jp

更新:2007-06-21、2004-02-09、2003-01-13、2002-07-20、2001-08-09、00-07-24、00-06-13、00-06-12、00-05-11、00-04-11、98-01-19、97-07-07、97-06-04