食べ物の方がもうひとつ盛り上がりに欠けるのは、石川教頭のお話によるとO157事件以降の自主規制が原因で、生徒たちに気の毒だとのこと。底を調べてから缶コーヒを飲む喫茶店にはちょっと切ないものがあります。そのかわりに、甲子園校舎時代の卒業生のために家庭科の展示と実習室の写真を撮ってきました。ちょうど先生がおられたので、お聞きしたところ年間で10日程度の実習ですが、展示写真のように調理師学校のパンフレットのような作品を作る生徒から、包丁の使い方から教えなければならない生徒までいるそうです。ともかく、こうやって休みの日にも、機材の整頓、清掃をしてくださる先生のおかげてとても明るく、清潔な教室です。また服飾学校も顔まけの染色工芸作品の展示もありました。
一時、メーリングリストでうらやましがられた美術研究室の「あの」シリコングラフィックスコンピュータを小島先生に動かしていただきました。美術部の展示に1枚も絵がないのは正直いって寂しい気もしました。
現在休眠中と聞いている、写真部と出版委員会の部屋は確保されています。早く根性のある(?)中学生が大挙して復興してくれることを期待します。
屋外中央ステージでは開演を待つお客さんの向こう、舞台脇のテントからはなにやら怪しい女性(?)が。テントを勇敢にも覗いた46回西村君、「天気も下り坂、ぼちぼち帰ろうか」といったところを見ると..... 後ろ髪を引かれる思いで正門を後にし、とりあえずの一服。
46回 吉井 記 1998/09/23
文化部は「生物部」が孤塁を守って、力のこもった展示。「展覧」の名に相応しいものでした。
昭和54年から始まった(?)「ミス甲陽」コンテストは、北校舎と南校舎の間に設えられた「中央ステージ」で催されたようですが、その直前に吉井さんともども「甲陽」を辞しましたので、残念ながら、見ませんでした。
reported by Nishimura Kimio@46